FreeBSD9.0-Release備忘録2

(1からのつづき)
(supfileの中身)
*default tag=.
*default host=cvsup2.jp.FreeBSD.org
*default prefix=/usr
*default base=/var/db
*default release=cvs delete use-rel-suffix compress
src-all
(以上)
エディターからは、[escape] → [:] → [wq] → [ENTER]で抜けます。
もしインストール時にキーボードを間違えていたら、
#kbdcontrol -l /usr/share/syscons/keymaps/jp.106.kbd → で日本語キーボードにするという方法もあります。
あとrefuseファイルを作り、必要の無い言語サポートを除きます。(幾分cvsupが速くなると思います)
#cd /var/db
#mkdir sup
#vi /var/db/sup/refuse ← /var/db/sup/refuseがrefuseファイルのデフォルトです。
以下を入力(例)
doc/bn_*
doc/da_*
doc/de_*
doc/el_*
doc/es_*
doc/fr_*
doc/hu_*
doc/it_*
doc/ja_*
doc/mn_*
doc/nl_*
doc/no_*
doc/pl_*
doc/pt_*
doc/ru_*
doc/sr_*
doc/tr_*
doc/zh_*
準備が出来たら、
#cvsup -g -L 2 /usr/local/etc/supfile
これで1時間もかからずにソースを入手できるかと思います。(GNOME2のインストールの前にやっておいても大丈夫です。いずれは、カーネルの構築などで使えます。)
その後、先ほどの
#cd /usr/src/share/mk
#make clean
#make install clean
すぐに終わって、再びGNOME2 の再インストール
#cd /usr/ports/x11/gnome2
#make reinstall clean
おそらく、2〜3時間の内には無事にインストール出来、クリーニング出来ると思います。

2. gnome2-fifth-toe(GNOME2のデスクトップツール類)のインストール
#cd /usr/ports/x11/gnome2-fifth-toe
#make clean
#make install clean
これは時間はかかりますが、おそらくすんなりと通ると思います。

3. Xorgのインストール
#cd /usr/ports/x11/xorg
#make clean
#make install clean
これもある程度時間はかかりますが、おそらくすんなり通ると思います。

以降は、順不同で大丈夫と思います。
(但し、再起動をどこでするかは大事かと。この辺りから順序がうろ覚えなので、尚更責任負いかねます。)
4. /etc/rc.confの編集(viエディタ等で)
以下を追記
dbus_enable="YES"
hald_enable="YES"
polkitd_enable="YES"
gdm_enable="YES"
gnome_enable="YES"

5. /etc/fstabの編集(procに割り当てを作ります)
以下を追記
proc /proc procfs rw 0 0

6. PolicyKitの編集
#vi /usr/local/etc/PolicyKit/PolicyKit.conf
以下だけ編集します。

<match user="root">→ <match user="root|(ユーザ名)>

この辺りで、一旦再起動します。

#cd /usr/local/bin
#ls -l gnome-session ← gnome-session

ファイルが出来ているか確認します。出来ていなければ
とりあえず、

Xorg -configure でxorg.conf.newを作り
#cp ~/xorg.con.new /etc/X11/xorg.conf

とします。

#startx  

でXを起動します。どうなっても慌てずに。。
最悪の場合電源を切り再起動します。一応何らかの反応があれば、Ctrl-CまたはCtrl-Alt-F1でXを抜けます、
普通にXウィンドウが立ち上がった場合は、ターミナルからexitを入力して抜けます。

#cd /usr/local/bin
#ls -l gnome-session

gnome-sessionが出来ていることを確認します。

#echo "/usr/local/bin/gnome-session" > ~/.xinitrc

#reboot もしくは、#shutdown -r now
で再起動します。

上手く行けば、GNOME2が立ち上がると思います。
仮に立ち上がらなかったら、
#startx をもう一度やってみて、再起動後、GNOME2が立ち上がったらやれやれです。
(最悪、始めからやり直しも考えられます。)

責任は負いかねますが、参考になればと以上です。

本日、22:53現在の直近情報です。
うろ覚えだった部分を確認できました。
最短の方法でも私のi386マシンで無事にGNOME2環境が立ち上がりました。
つまり、3. のXorgインストール後、再起動なしでgnome-sessionへのリンクは張られており、4.、5.、6.と手順を踏んだ後、#echo "/usr/local/bin/gnome-session" > ~/.xinitrc 、#Xorg -configureと進め、#cp ~/xorg.conf.new /etc/X11/xorg.conf が出来て、そのまま、#startxで画面が立ち上がりました。
但し、この1回目の立ち上げでは、マウス/ポインターがフリーズしていて、Ctrl-Cは効かなかったので(もしかしたら、Ctrl-Alt-F1は効くかも知れません。それが効いた場合は、普通のターミナルに戻るので、#rebootで大丈夫と思われます。)、電源OFFで強制終了させて、再起動したところ、正常にGNOME2が立ち上がりました。
ご参考まで

11月3日の追記:
先週ちょっとしたトラブルで再インストールとなりました。
そこで、分かったことは、前回の追記で、#startxとしていましたが、そうしないで、普通に#shutdown -r nowで再起動したところ、何の問題もなく、GNOME2が立ち上がりましたので報告いたいます。
以上