FreeBSD9.0-Release備忘録3

GNOME2立ち上げ後に、基本的なアプリ、editors/vimとsecurity/sudoをインストール中、
pkgconf-0.8.9とpkg-configのコンフリクトエラーが出て、異常終了します。
指示通りに、pkg-configをdeinstallすると、当然かも知れませんが、折角のGNOME2インストールが台無しになり、あっけなく再インストールとなりました。
そこで、再インストール中に、対策を調べたところ、本家のFreeBSD Forumから
#portupgrade -fo devel/pkgconf devel/pkg-config-\* ←訂正しました。
という、(これでreplaceされるようです。)解決策を見つけました。(\はANSI(Shift-JIS)では¥です。)
(または、#portmaster -o devel/pkgconf devel/pkg-config)

実際に行ったタイミングは、gnome2インストール中、備忘録1のlsofエラー対策後に、cube4bsd-kmodエラーでインストールストップがかかった時点です。
portupgradeは、未インストールだったので、
#cd /usr/ports/ports-mgmt/portupgrade
#make clean;make install clean
でインストールしました。

Portsを使う際、/usr/ports以下の何処にインストールモジュールがあるかを探す手順の例を一応老婆心ながら示します。
#cd /usr/ports
#make search name=XXXXX
但し、インストール初期の段階では、Portsにインデックスが出来ていない場合
#make index または #make fetchindex
で、インデックスを作らないとsearchが通りません。私の実行環境では後者の方が断然早かったというか前者では、どれだけ時間がかかるか見当が付かなかったので、Ctrl-Cで中断後、後者を実行しました。
それで、portupgradeが、/usr/ports/ports-mgmt/portupgradeにあることを確認した訳です。

さて、本題のconflictエラーを回避してvimとsudoをインストールする方法ですが、以下です。

#cd /usr/ports/editors/vim
#make clean;make install clean
では、やはりコンフリクトエラーですので、
念のためというか、
#make clean
でクリーニングをすると、再起動していない段階ではgnome2インストールに絡んでインストールされた関係モジュールが全て表示されます。
これを見ると、確かに、pkg-configの方がインストールされていることが確認できました。
実際にはこの後、portupgradeをインストールしたので、このportupgradeを実行するために一旦再起動をかけました。すると、
#cd /usr/ports/editors/vim
#make clean
では、vimモジュールのみのクリーニングとなりました。
ここで、
#portupgrade -o devel/pkgconf devel/pkg-config
で見事、pkg-configがpkgconfに置き換わりました。
そこで、vimのカレントディレクトリのまま
#make clean;make install clean
で見事にクリーンインストールできました。
同様に、というかもう既にpkgconfになっているので、そのまま
#cd /usr/ports/security/sudo
#make clean;make install clean
も綺麗に通って、一件落着です。
お騒がせしました。以上です。